自己紹介(2月5日と甲斐隆史について)

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「森羅万象に優しいタイムマシーン制作室」

 

2月5日と甲斐隆史によるアート・ユニット。

2018年秋にスタートしたラジオ番組

「森羅万象に優しいラジオ」がじわじわと人気に。

 

 

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2月5日 nigatsu itsuka(ゆみさん)

小説家、アーティスト。

「森羅万象に優しいラジオ」パーソナリティ。

 

舞台演出・脚本家・ライター時代を経て、アーティストとして独立。

現在はアートイベントの企画、ラジオの構成・出演、小説の執筆ほか、

写真、朗読、トークライブなどを行う。

 

2017年「ときどき、透明になる家を作ろう!」@茨城県つくばみらい市

2018年「森羅万象に優しいタイムマシーン制作室」@吉祥寺

 

ふだんは言葉を喋る猫と暮らす。

 

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art ivent 2017 @tsukuba  

 

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art ivent 2018 @kichijoji

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art ivent 2018 @kichijoji 2



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甲斐隆史 takashi kai

 

吉祥寺の人気珈琲店「BLACKWELL COFFEE」店主。

写真家・デザイナー・絵本作家・画家、音楽家として活動。

「森羅万象に優しいラジオ」では「甲斐さん」。

好きなパスタはカルボナーラ

 

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art by takashi kai

 

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art by takashi kai

 

お知らせ→ラジオ

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森羅万象に優しいラジオ

3月29日(金)夜20時より公開収録を行います…! ラジオの収録を覗いてみたい方、ナマ甲斐さん・ゆみさんを肉眼で確認したいわ〜という方。ゲストで出演してみたい方、是非ぜひ遊びに来て下さいね!(約2時間の予定です)

→途中参加OKです!ドアベルを鳴らして登場しちゃって下さい笑

収録中にくしゃみが出ちゃったらどうしよう…。 →甲斐さん、ゆみさんも花粉症です。 お気になさらず!

 

図書館について(写真さしかえたよ!)

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人類カレンダー2018年、秋。

宇宙の片隅で、ひっそりオープンした「森羅万象に優しい図書館」。

この文章は本図書館の取扱説明書です。

 

<この図書館の仕組み>

この図書館の所蔵作品は、すべて旅をする本です。

この図書館は、地上に生きるすべての存在に向けて開かれています。

(もちろん、地球在住の宇宙人の方にも利用していただけます)

本を借りる為の資格や利用料などは一切ありません。

地球上のどこへでも、あなたのいる座標まで本は旅します。

 

 

<この図書館の作用>

 ◎「森羅万象に優しい図書館」では、

たった一冊しかない本を、みんなで愛する。

 

◎ある人の人生のひとときに滞在した本が、また誰かの人生の中へと旅をする。

 

◎旅する本には、誰かの時間、誰かの景色、誰かの思いが、地層のように、年輪のように、積み重なって増えていく。

 

◎「商品」としての価値とは別の文脈にある、「物としての大切さ」を増やし、味わい、分かち合っていく。

 

◎一冊の本を依り代に、人と人とが心を通わせる。

 

<この図書館での作法>

 ◎本に向かって、自己紹介をする。

 

◎同じ時間に生きているね、と誰かにハローを届ける。

 

◎本を受け取った手の先にいる人たちが、すこやかであるように祈る。

 

◎この図書館のような仕組みが、いろいろ形で、地上に行き渡っていることを思い出す。

 

<この図書館のほそく>

 ◎「森羅万象に優しい図書館」は、新しい試みではありません。

 

◎人類に内臓された「愛の仕組み」を思い出すための装置にすぎません。

 

◎だから、あってもなくてもどちらでも良い。

 

◎そういうものです。

<所蔵作品>

現在、3つの作品があります。

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詩集「ことばの焚き火」
著者:金子恭子 

眼差しと、ことばが、焚き火のように心に温度と明るさをもたらす。

 

その火に手をかざした時に初めて、

指先の皮膚が硬く、むずかしく、こわばっていたことに気づかされる。

 

まるで、ともし火のような一冊。

 

(ラジオ番組「森羅万象に優しいタイムマシーン制作室・イン・radio」でも、この詩集から一編を朗読させていただきました。)

 

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短編小説「もつれあう廃墟」
作者:2月5日、ゆみ

 

遠くに去ったはずのあの人の言葉が、いまなお強く心で作用し、光を放ち続けている。

心の立体模型を文章で立ち上げた、2月5日ゆみの処女小説。

 

(以下、ご感想から抜粋)

 

「読むほどに、ゆみさんの世界の中に入り込んでしまうと思いました。まるで偏光ガラスを覗き込んだみたいな、キラキラした小説でした。」

 

「消失点の位置が変わり続ける立体図を読んでいるみたいでした。遠近法の溶け合う瞬間がすごく面白かった。」

 

「泣きながら一気に読んでしまいました。そして何度も読み返してしまった。感想がうまく言えません。だけど、これを書いてくれて、届けてくれて本当にありがとう。」 

 

本作は、2018年に行われた第55回文藝賞の一次選考を通過した作品です。

応募の経緯など、小説についての詳細はラジオでお話しています。

 

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絵本「イスとイヌの見分け方」
著者:きたやまようこ

 

 「やさしさ」って何だろう。

むずかしくて、よくわからない。

そんな時にはこの本が、きっと役に立つでしょう。

相手を理解すること。

ふさわしい態度とふるまいで、接すること。

イスなのか。イヌなのか。

まずはそこを見極めるのが肝心です。

 

<この図書館で本を借りる>

 ◎ここまでお読みいただき、「森羅万象に優しい図書館」で本を借りたい、と思われた奇特なあなた。

 

◎TOPページのmenu>”図書館へ行く”か、

東京の吉祥寺という場所にあるタイムマシーン制作室を直接訪ねてください。

 

◎タイムマシーン制作室はこちら。

東京都武蔵野市吉祥寺本町3-3-10

「BLACKWELL COFFEE」

◎ちなみに、タイムマシーン制作室の外観はお洒落なカフェですし、コーヒーを頼んでいただくことによって、カフェとして楽しんでいただくこともできます。だいたい月曜はお休みですので、インターネットなどで確認してみてください。

 

◎お目当ての本が貸し出し中の場合、本が帰還しましたら、ご連絡差し上げます。

 

◎お知らせを待つ時間もどうぞお楽しみください。

 

◎タイムマシーン制作室と連絡を取り合っている、なんて事は絶対に秘密ですよ。

 

 

 

 

相談室について

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2月5日のゆみです。

 

こちらの相談室にご興味を持っていただき、 まことにありがとうございます。

 

 

目に見えないもの、 手で触れないもの、 言葉で語り得ないもの。

 

そういうものに形を与えて、

 

「あらわす(表現する)」

 

それがアーティストとしての自分の役目だと思っています。

 

そんな私が相談室を始めることになった経緯を、 少しお話させてください。

 

 

 

この相談室を始める以前から、 

 

「どうしても話を聞いてほしい」

 

と相談を受けることがたびたびありました。

 

 

ほとんど初対面の方から、

 

とても個人的な内容をご相談いただくこともありましたし、

 

私と話すために遠方から訪ねてくださる方もいました。

 

 

とても大切で個人的な悩み事を、

 

どうして私に話したいと思ってくださるのか。

 

長年とても不思議に思っていました。

 

 

私はこれと言って人生経験が豊富というわけではありませんし、

 

知らない世界もたくさんあります。

 

それでも、年齢や性別を問わず、

 

たくさんの方が私の言葉を信頼して、

 

耳を傾けてくださることは、

 

何かしら人の役に立っているという実感もありました。

 

 

その一方で、

 

個人的な時間を割いて、たくさんの方の相談に乗っていくことに、

 

物理的・精神的な限界を感じる部分もありました。

 

相談にいらっしゃる方との関係において、

 

依存性が生まれることへの危惧もありました。

 

 

それでも、多くの方とのやり取りの中で、

 

どうやら自分には、人の「心のかたち」を感じとって、

 

それを言葉にしてお伝えする力がある。

 

そんなことも分かってきました。

 

 

 

人の「心のかたち」を感じる。

 

 

それは特別な才能というよりは、

 

その部分の筋肉がよく発達している、という事なのだと思います。

 

 

走るのが速い人、泳ぐのが上手な人、計算するのが得意な人。

 

人それぞれ、いろんな得意、不得意があるものです。

 

 

私はごく自然に、人の心のかたちを見たり、その仕組みを分析したり、

 

それをご本人に役立つ形でお伝えしたり、してきました。

 

 

例えるなら、

 

「地図」を読むように、悩める人の心の形を読み解き、

 

「天気」を解説するように、心の中で何が起こっているのか、

 

それを言葉にして、表します。

 

そして、

 

その仕組みを、「天気読み」と呼ぶことにしました。

 

 

「天気読み」では、心を扱いますが、

 

心理学や性格診断、占い、とはかなり違います。

 

 

「あなたはこのタイプ」 と分類するのではなく、

 

「こういうケースでこう思う(感じる)のは、こういう心理が働くから」

 

とパターンを当てはめるのでもなく、

 

天気読みでは、

 

「あなたの心はこういう形です」

 

と はっきり一つに答えが決まります。

 

 

その理由は簡単で、

 

この地上には誰一人として、同じ人間がいないから。

 

心の仕組みにおいても、

 

まったく同じ形の人は、 他にいないのです。

 

 

そういう意味で、

 

あなたの「心のかたち」は唯一無二のもの。

 

宇宙でただ一つの「作品」なのです。

 

 

 

その人それぞれの「心のかたち」。

 

 

そこに形の合わない価値観で蓋をして、

 

社会や常識のものさしで進もうとすると、

 

苦しみや葛藤が生まれます。

 

 

その事を具体的な言葉でお伝えすることによって、

 

迷路のような悩みから抜け出し、

 

その人らしい光を放って進んでもらうこと。

 

それもまた、私にとってはアートなのです。

 

 

 

そんな思いもあって、

 

これまではひっそり続けていた「天気読み」を、

 

広く、必要な人へ向けて、届けようときめました。

 

 

そのために、「相談室」として場所と時間の区切りを設定し、

 

有償でお話を聴く形にシフトすることで、

 

私の力を本当に必要とする方に、

 

より良い形で届けることができるのではないか。

 

 

そんな風に思い至り、 

 

こうして相談室を開く運びとなったのです。

 

 

もしも、人生のどこかのタイミングで、

 

「宇宙に1つだけの、自分の心に出会いたい」

 

そう思われることがありましたら、

 

こちらの相談室を役立てていただければ幸いです。

 

 

 

2月5日、ゆみ

 

◎相談室のご予約方法はこちらのブログにて、お知らせいたします。

 

◎ご質問・お問合せは「問い合わせフォーム」をご利用ください。